

本研究会について
野辺山45m望遠鏡は、2022年に観測時間の割り当て方式がプロポーザル審査制から課金制に変更されたのちも、毎年2000時間ほどが安定的に一般ユーザによって利用されています。現在活発に行われている観測には、星形成分野、近傍/遠方銀河分野、星間化学分野に加え、リモートセンシングとの連携を視野に入れた惑星大気の観測、高エネルギー分野などと連携した多波長天文学など、コミュニティー主導で多様なサイエンスが展開されています。データ科学やAI分野と連携した手法開発も進んだことで、既存受信機の観測効率向上に向けた取り組みも一定の成果をあげつつあることに加え、72–116GHzをカバーする新マルチビーム受信機である7BEEと22/43/86GHz帯域を同時観測できるHINOTORIの開発が完了して一般利用に公開されました。さらに、2026年度から新たに150GHzマルチビームと230GHz VLBI受信機開発計画が科研費を獲得し実装が始まるなど、装置・手法の更新が進みつつあります。しかしながら、直近5年間の科学観測プロジェクト1件あたりの観測時間は100時間以内であり、高い被引用件数を達成している過去のレガシープロジェクトと比較して小規模に留まっており、よりハイインパクトな科学成果を生み出すことが今後の課題として浮き彫りになりつつあります。この原因の一つは、装置開発を伴わない純粋な科学研究のみでのこのような大規模観測を実現できる大型研究予算の獲得が難しいことにあります。そこで、本研究会では幅広い科学分野における最近の科学成果を俯瞰し、既存装置/新規装置の活用、多波長連携、研究コンソーシアムの設立なども視野に入れつつ、500~1000時間級の大型観測プロジェクトの実現に向けて、広く野辺山45m望遠鏡の科学利用について議論します。
開催趣旨
世話人(50音順)
酒見はるか(山口大学/国立天文台)、竹川俊也(神奈川大学)、谷口琴美(国立天文台)、柘植紀節(岐阜大学/名古屋大学/国立天文台)
徳田一起(香川大学)、富田賢吾(東北大学)、西村淳(国立天文台)、秦和弘(名古屋市立大学/国立天文台)、前田郁弥(大阪電気通信大学)、
山田崇貴(情報通信研究機構)、山田麟(国立天文台)
申し込み情報
申し込み締め切り
・講演あり: 2026/6/26 (金)
・講演なし: 研究会終了まで
招待講演者
島尻芳人(九州共立大学)
斉藤俊貴(静岡大学)
辻直美(東京大学)
飯野孝浩(山梨大学)
佐川英夫(京都産業大学)
小林将人(核融合科学研究所)
佐野栄俊(岐阜大学)
紀基樹(工学院大学)
他現在呼びかけ中
プログラム
Coming Soon
会場案内
お問い合わせ
お問い合わせは、
山田麟 (rin.yamada[at]nao.ac.jp)
までお気軽にお問い合わせください
大阪電気通信大学
寝屋川キャンパス
〒572-8530
大阪府寝屋川市初町18-8
